アニメーションの業界では、現在「アニメ配信」の市場が、動画配信プラットフォームの急成長もあり順調に成長しています。配信オリジナルアニメなども多く登場し、制作会社の収入が急拡大しています。
また、声優の存在は変わらず業界の中心的存在となっていて、1つの作品をアニメ、ライブ、イベントなど多くのコンテンツによるメディアミックスが主流になっています。声優の人数もこの20年で4倍以上の5,000人を超えると言われています。
アニメーターは、アニメ原画、つまり絵を描く仕事に直接携わります。ただ、作画のみではなく実際の仕事は幅広く、監督や演出、動画などもその仕事の範囲に含まれます。
声優は、主にアニメのキャラクターに声をあてる仕事。現在では声の仕事にとどまらず、TVや舞台、イベントなどで歌やトークを披露する機会も増えています。
CGデザイナー（アニメーター）は、コンピューターの専用ソフトを使って映像やイラストを描く仕事。現在はセル画を使用しないフルCGのアニメも多く、活躍の場も広がっています。
キャラクターデザイナーは、アニメに登場するキャラクターをデザインします。人物の表情や衣装までしっかり決めて、動きを踏まえたデザインにまとめるスキルが必要になります。